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zoom RSS 司馬史観からのエネルギー論

<<   作成日時 : 2007/09/20 00:38   >>

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 司馬先生は、時折江戸期以前、特に中世の日本の鉄の生産量と日本の気候の関連について述べられている。すなわち、日本の気候がモンスーンであることから再生可能なエネルギー源である木が供給が、砂鉄を材料とした日本の製鉄の生産量を継続的に維持した、という説である。

鉄器の存在は、武器だけではなく農具や工作器として使用され、日本の歴史に大きな影響を及ぼした。特に律令体制からはみ出していった開拓農民の政権である鎌倉幕府が成立して以来、日本は他の東アジアと異なる歴史を歩み始める。生産意欲が促進され、物事をリアル
に見る感覚、物事を計数する能力を持ち始めていった日本の人達。

 司馬先生は
「私は日本史に自信がある。」
と言われている。

また、「もし日本に鎌倉幕府の成立がなければ二流の歴史となったろう。」とも言われる。

翻って、大陸においては、張騫を西域に派遣した漢の武帝を頂点として、その後民族の活力が失われ、精密な儒教国家へと向かっていった(いわゆる儒教的停滞)、という説を述べられている。

こういった歴史的経緯の良し悪しについてはなんとも言えないが、エネルギーの存在がその歴史に与える影響の大きさ、人々の思考法を覆し、社会構造を変えていく力についてははっきりと認識できる。

 私は、省エネルギーに耐えるべきだという発想は、ある意味欺瞞であると思っている。
今の豊かな生活を捨てて縄文時代の生活に戻りたい人がいるとは思えない。
世界の人々には限りなく豊かになる権利がある。ただ、何の考えも無く続けいけば環境が破壊されるから規範を作っているだけだ。

我々は無尽蔵のエネルギーと生態系が調和する方法を模索すべきだと考えている。エネルギーは、富と活力の源泉であり、潤沢なエネルギーが一流の歴史を刻んでいく。

 現在、日本のエネルギー自給率は原子力発電を除くと4%しかない。我々は何をすべきか。

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