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zoom RSS 位打ち

<<   作成日時 : 2007/11/18 21:20   >>

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古くからの宮廷や諸権力の対外敵の対処方法として
「位打ち」
というものがある、と司馬先生の作品で紹介されている。

「位打ち」とは、その人物にふさわしくない位階を次々と与え、ついにはその人格的平衡感覚を失わせ、自滅させていく手法である。

この「位打ち」にあった人物の代表は
源 義経であろう。

彼は、兄の頼朝の許可なく後白河法皇により従五位下検非違使少尉を与えられた。
当然、頼朝の怒りを勝ったにもかかわらず、さらに伊予守を与えられ、ついには頼朝討伐の院宣を下されたが、最期は朝敵とされ鎌倉幕府に奥州衣川にて滅ぼされる運命となった。

豊臣秀吉の後継であった秀次も、この位打ちにより滅んでいった典型的な人物であるといえる。

この「位打ち」の手法の存在をよく理解し、拒絶してアジアの他の国では類を見ない現実主義的な政権を打ち立てた源頼朝は、やはり
「日本史上最大の政治家」

と称させるだけの凄みがある人物である。

「驕る平家久しからず」
とよく言われる。
平家が驕っていき、そして没落していく経緯も宮廷の位打ちの結果とは言えなくはない。

後世の権勢家である、織田信長や徳川家康などはこの先例があるだけに権力の暴走に抑制がきいたのである。

翻って、現在の世の中に
「位打ち」
にあっている人はいないだろうか。

よく定年後にも自分の権勢が忘れられずに廻りの人達を困惑させる人がいるが、こういう人たちも会社に「位打ち」にあった被害者なのかもしれない。

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