志の歴史

アクセスカウンタ

zoom RSS 資本主義は社会主義に勝ったか

<<   作成日時 : 2008/11/23 18:14   >>

驚いた ブログ気持玉 6 / トラックバック 0 / コメント 0

かつて日本は大唐長安の都を範として
平城京という首都を造成した。

710年のことといわれるが
この時律令という大網を打ち、
農地という農地、人間という人間を
律令国家がまとめて所有し、統一国家が成立した。

律令国家は、ひとびとにとってはつらいものであった。
班田収受によって一定の耕地が農民に貸しあたえられる。

国家は、平等に租税をとる。
租税のほか、公用のための労役もある。

律令制というのは沈黙の社会主義体制であった。
と司馬先生は、「この国のかたち」の中で述べている。

「沈黙の」
というのは、社会主義につきもののやかましさがなかったということらしい。

マルクスの社会主義であれ、ナチによる国家社会主義であれ
ひとびとを説得したり、「思想」によっておどしつけるための
空論や空さわぎの演説が必要だったが、日本の古代の律令制には
そういう音響はなかった。

まだ、日本語が未熟だったなどの理由があったらしい。

この社会主義は、関東から興った農民による新体制である
鎌倉幕府によって突き崩された。

最近出た週刊誌に
「資本主義は社会主義に勝ったか」
というコラムが載っていた。
書いた人は確か中国出身の方だったと思う。

社会主義が世界を席巻した当時は、資本主義社会もひどい状態だった、という

資本主義社会は、社会主義の脅威により、謙虚になり
社会主義の良い点をできるだけ導入していったのだという。

市場経済にまかせる資本主義には景気の波の存在といった弱点がある。
こういった弱点を社会保険制度や労働者の権利の保証といった社会システムの
導入によりカバーし、結果として経済を活性化させた。

ところが、ソ連が崩壊し、資本主義社会は傲慢になったのではないか、
というのがそのコラムの主張だったように思う。

その結果が、現在起きているの米国発の経済不況の波だという。

特に米国の大企業の経営者の高額の所得額は、かれらの労働価値に見合っていない
と指摘する。
この価値観から発する社会構造は破綻していくのではないか。

労働は唯一の価値の源泉である。

というマルクスの言葉を著者の方は最後に述べていた。

社会主義者や共産主義者の言葉(小さな赤い本の言葉も)は
格調が高い。

司馬先生の指摘の如く、たしかに社会主義は沈黙はしていない。
私は、社会主義者ではないが

労働は唯一の価値の源泉である。

という言葉が実践される社会が望ましいと思ったりもする。

資本主義は社会主義に勝ったのか。
或いは、社会主義が自滅しただけなのか。

これからの経済の行く末が結果を示すことになる。

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 6
驚いた 驚いた 驚いた
なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー)
ナイス

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
資本主義は社会主義に勝ったか 志の歴史/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる