志の歴史

アクセスカウンタ

zoom RSS 日本の良識

<<   作成日時 : 2016/02/11 21:30  

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 0


あの日
講談社
小保方 晴子

Amazonアソシエイト by あの日 の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル



世間を騒がせていたいわゆる”STAP細胞騒動”の当事者の
告白本として評判とのことで、興味本位で買って読んでみました。
(ネット報道では、「印税目的」との声もあり、迷いましたが。)

読んでみて、はっきり言って
驚いた。

その、かつての恩師が不正の当事者である、
という経緯の告発内容にではない。

これは、NHKといった公共性が高いメディアを含む
マスコミによる人権侵害への疑いについてである。

法務省人権擁護局は、メディア被害の典型的な問題として
調査対象とすべきではないか。


実のところをいうと
あまり、この問題に興味がなかったため
流れてくる情報だけでの印象は

大学院時代から年長の男性権威にうまく
取り入って実力以上のキャリアアップを図ってきた

若くてきれいな女性研究者(理系分野ではありがち)が
背伸びをしすぎて、その実力がばれた。

という程度であるが、それでも若年の研究者に
責任を押し付けすぎる理研や

博士号を審査した早稲田大学の対応は
おかしなものだ、とは感じてきた。

ところが、ことの詳細を読んだところ
(この本の内容をすべて信じるわけではないが、
 記録として残っている報告書やメール文は本物だろう。)


メディアのある意味スキャンダラスな発信情報だけで形成された
"日本の世の中の空気"がこの騒動を主導していったことが

分かる。

そもそもSTAP細胞研究に亡くなられた笹井博士は
ほとんど関与していない(論文執筆指導のみ)という

基本的な事実すら
流れていた情報からは分からなかった。

amazonにおける本書の評価は
星5つと星1つで真っ二つに分かれているが

星1つのレビュアーは、本を読んでいないようで
印税が著者に入るのが気に要らないこと
ということが評価の理由のようだ。

そういう意味では
まだ、この”空気”は続いているようだ。

しかし、
この騒動で"世の中の空気"の犠牲になっているのは
公人である政治家でも芸能人でも有名な野球選手でもなく

普通の一般人であることを思い出した。

また、本来、学術的内容についての疑義は
関係学会や機関内で解決すべき問題であり

国家の法律を犯したと判定された
犯罪者でもない生身の人間を社会全体で

ここまで傷つけてよいのだろうか。

面白がって、人を傷つけているのではないか
ということに気付くべきだ。

今回、本人の言葉での反論の書が
出版されなければ、この件は、そのまま闇に

葬られただろう。

日本という国は、簡単に
"世の中の空気"に流される

という歴史的事実を忘れていた。


それを食い止めるのは、やはり

日本の良識

だけであろう。




















テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
日本の良識 志の歴史/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる